2019年4月4日木曜日

OCP2019. 終了‼︎

こんにちは、新3Aの平田です!
 人生初海外ということもあり、言葉は通じるのか、ものは盗まれないか、よく眠れるのか、環境に馴染めるのか…と、不安が多々ありました。しかし、今思えばそんなことは全く気にならなかったです。 特にシンガポールのテマセクの学生たちはとても優しくフレンドリーで全然英語が話せない僕でもコミュニケーションを多く取れました! 例えば、僕が言われた単語の意味がわからなくてもテマセクの人達は別の表現、あるいはジェスチャーをして教えてくれました。本当に助かりましたし、いつも感動していました。
 プロジェクトの内容に関しては、述べたいことが3つあります。
 まず1つ目は、カンボジアの学校の子供についてです。子供たちは常にニコニコと笑顔で元気いっぱいでした。また、とても人懐っこく すぐに近づいてきてくれました!よく子供たちと遊んで楽しんでました。 1つ心残りがあるとすれば名前をもっと覚えていたらよかったなーと思いました。そうすればもっと子供たちは喜んでくれたのかと考えます。しかし、名前を覚えてなくとも顔は必然と覚えるものですぐに仲良くなり、寄ってきてくれました。一緒に英語の授業を受けたり、バレーボールをしたり、サッカーしたりとまだまだその他にもたくさんのことを一緒にやってきました。その分、お別れの日は寂しいしかなしかったです。子供たちの泣く姿をみると、僕も自然と涙が出ていました。たった1週間程でしたが、内容はとても濃くさよならの実感が湧きませんでした。最後にバスに乗って子供たちのもとから離れる時は、つられて出た涙ではなく本当に悲しく、つらい思いが込み上げて出た涙でした。とても楽しい1週間でした。
 次に、2つ目は村の人々についてです。一言に村と言っても僕たちは様々な村に行きました。HIV村、スラム、貧困な村、ダンプサイトと多くの村を訪れました。まず、HIV村の人々はとても優しく穏やかでした。今でこそHIVは体液感染と、知られていますが昔はそんなことがわからなく隔離され今にいたっていると考えると人間の柔軟性の無さ、思い切って何か実行しようとする行動力の無さに痛感します。HIV村のことを聞くと観るとでは全く違って何か感じものがありました。次に、スラムの人々ですが、くぼ先生に事前とスラムの人達の過去についてききました。そこではスラムの人達が歌を歌ってくれたのですが、もし、くぼ先生に話を聞いていかなかったら、あー綺麗な歌声だなと思って終わっていたと思います。しかし、それだけではなく若くして大人びた瞳、元気に生きようという姿勢、行動を考えると色んな経験をしているのだと悲しさや感動を受けました。次は、貧困の村々についてです。この村々だけではなく、HIV村、スラム、ダンプサイトに届けた食料は夜中にOCP メンバーが一丸となり汗水流しながらパッキングしたものです。正直、材料を持ってきてくれたのはテマセクの学生たちで、僕らは乗っかっている状況だったのでその分、パッキング作業の方で挽回できるよう人一倍頑張りました!食料や衣服を人1人に渡す時も村の人達は笑顔で接してくれました。村ごとにテマセクの人らやマイリーダーの前田さんはクメール語(現地の言語)で演説をしており、感激しました。最後にダンプサイトについてです。ダンプサイトはいわゆるゴミの溜まり場で異臭がします。当日僕たちがいた場所ば少し離れた場所ですが人の衣服についた臭いは正直きつかったです。しかし、ダンプサイトにいる人達はそこで生活をし、生きていると考えると自分がどれほど恵まれているが身にしみました。ここでは、テマセクの人達が用意した食料、衣服だけではなく僕たちが用意したサンダルを1人1人に渡しました。サンダルがしっかり足のサイズに合うように測りました。この測るために使った道具も夜中に皆んなが協力して作った自前のものです。全てを自分たちで準備しやりきった分ダンプサイトの人達が喜んでくれてとても嬉しいです。
最後にホームステイ先についてです。テマセクの学生たちに出会ってからの9日間程お世話になりました。寝室は女子が1階、男子が2階でした。男子はほとんど地べたでしたが夜は疲れているので案外ぐっすり眠れました。女子は2段ベッドで寝ていたらしく羨ましいと思いました。しかし、ベッドは熱がこもり暑かったらしいです。女子いわく「地べたの方がいい」と。ないものねだりですね。お風呂場は外にありました。多くて4人で入り、順番に体を洗っていきます。僕はそこで先輩の内海さんと今日はどうだったとか明日はどうしようかなど反省をしたり相談したりしていました。この時間は結構リラックスでき好きでした。トイレは洋式で、虫が周りにいるだけで特に問題はなかったです。特に楽しかったのは、ご飯の時間です。ご飯は外のスペースで各テーブルに集まって食べます。新しい人に話しかけるチャンスでき、とてもよかったです。また、ご飯もとても美味しくよくおかわりしていました。
 このプロジェクトを通して、僕は恵まれていることを痛感し、テマセクの学生たちからは人間性の素晴らしさを学ぷことができました。このOCP をもっとみんなに知ってもらえるよう僕からも普及していこうと考えています。このプロジェクトに参加できて本当に良かったです。








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