2019年4月4日木曜日

OCP〜感謝〜

みなさん初めまして。
いよいよ明日から3年生になるC科の神足です。
まず最初に、17歳という年齢でお金だけでは買えないような経験をすることができ、OCPに参加して本当によかったと実感しています。このOCPは長い目で見て、僕の人生を大きく変えるものだっただろうと現時点で思えるぐらい有意義な時間を過ごせました。

僕達は前乗り・延泊を含め17日間カンボジアで過ごしました。僕にとっては今回が初めて行く海外で、行く前は乗り継ぎで使うシンガポールのチャンギ空港でさえも想像がつきませんでした、、、
最初4日間、多くの遺跡や観光地を見れました。日本に似たものがどこにもなく、現地でしか見れない幻想的なものばかりでした。実際に見てみると、豊かな自然と目に見えないパワーを身体で感じられました。
前乗りの4日間をシェムリアップで過ごしたことでOCPをよりよくできたことがあります。それは、体をカンボジアでの生活に少し慣らすことができたことです。食文化、気温、街の雰囲気など何もかもが違う環境で急にOCP活動がもし開始していたら、体調を崩したり万全でないコンディションで過ごすことになっていたかもしれません。その点、前乗りによって現地の食生活にも事前に触れることができ、気温35度前後の暑さにも少しでも感覚を慣らすことができました。体調を崩すことなく前半のOCPもいいスタートを切れたので、前乗りの4日間は僕にとって重要な役割を果たしたと思います。

テマセクの学生と合流しスタートしたOCP活動で、初めは不安でいっぱいでした。海外の人と生活を共にする経験は初めてで、仲良くなれるのか心配でした。でも、できるだけ話をしようと考える以上にテマセクの学生はいっぱい話しかけてくれてすぐ仲良くなれました。シンガポールの方達と共同生活を送ったことは新鮮で、国境を越えた友情も築けました。

カンボジアの小学校で過ごした日々はあっという間でした。僕達はスライムを用いて化学の授業をしました。自分たちが日本でミーティングを重ね準備してきた授業で子供たちを笑顔にでき、教えることの楽しさと目標を達成した時の嬉しい気持ちを改めて感じることができました。コンストラクションでは、協力して分担作業を続けることで教室とダイニングを綺麗な床に仕上げれました。暑い中での作業が続いたけど、だれることなくみんな笑顔で完成させれてよかったです。

僕はたくさんの虫歯をもった子供たちに会いました。子供たちは最高の笑顔で元気に走り回ったり、一緒に遊んだりしてくれました。
また、1人で自分の自転車を直す小さな6歳くらいの女の子を見ました。力を振り絞って、外れてしまったチェーンを元に戻してまた力強く自転車をこいでどこか遠くまで行ってしまいました。
みなさんはどうでしたか?歯医者に行けず、痛くて仕方ない虫歯があっても無邪気に遊んでいましたか?幼い頃に自転車の外れてしまったチェーンを1人で直してまた走り出すことができていましたか?多分僕達にはできなかったでしょう。
僕はそれらの光景を見て、絶対に忘れてはいけない日々の感謝と、弱音を吐かずに何事にも挑戦していくための力強さを改めて感じました。満足な食事、安定したライフライン、整った学習環境、安全な家や街、家族や友達の支え、何気ない日常にありふれた当たり前のような幸せに感謝を忘れないよう、これからの毎日を生きていこうと決心しました。また、OCPから帰ってきた時点で新しい自分がスタートし、今からでも僕にできることはどれだけ小さなことでもたくさんあると思います。気付いたことや目標に11つ向き合って、後悔しないよう全力で取り組めるよう、コツコツと努力して頑張ります。

まだまだ丸1日ぶっ通しで話し続けられるぐらい、内容の濃い最高の活動でした。世界のいい所だけでなく悪い所も見ることができ、人生の勉強になりました。
まだまだ話が聞きたい方がいればいつでも聞きに来てください。知名度はまだ少し低くてもOCPはとても素晴らしいプログラムです。だからこそ多くの人に広めたいです。

最後に、背中を押し応援してくれた家族、現地で受け入れてくださった人々、僕達をサポートしてくださった先生、支えあって共にすごしてくれた友達、最後まで読んでいただいた方達に感謝します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。














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